グレンダイザーU

作品概要

「UFOロボ グレンダイザー」の放送終了から半世紀。ファン待望の名作をリブートした新作アニメーション作品。
総監督の福田己津央氏を筆頭に多くの著名クリエイターが集結した本作は、それぞれのグレンダイザー像を持っているスタッフ達の思い入れを汲み取りつつも、「グレンダイザー」という作品の成り立ちや根底にあるテーマを今の時代に向けて再構築。それによって紡ぎ出された物語や登場人物は、原典の要素を感じさせつつも、新たな息吹を確かに感じさせるものとして、往年のファンのみならず、初めて触れる視聴者に新時代のグレンダイザーを強く心へ刻みつけた。

ストーリー

大介…その名で呼ばれる彼には記憶がなかった。
砂漠で確認されたUAP(未確認空中現象)の落下地点にいた彼は、世界的な大富豪にして正義の味方である兜甲児に拾われ、穏やかな日々を過ごしていた。
そんなある日、宇宙から異星の軍勢「ベガ星連合軍」が襲来。その圧倒的な技術力に、甲児が乗る鉄の城マジンガーZも苦戦を強いられる。人々の心が絶望に沈み掛けたその時、砂塵の中から謎の巨大ロボットが現れた。
ロボットの名はグレンダイザー。フリード星の守護神の異名を持つその巨人を駆るのは、記憶を取り戻した大介こと、フリード星の王子デューク・フリードだった。
戦いに身を投じたデュークは、自身が背負った悲しき過去と向き合っていく…。