歴史あるスーパー戦隊シリーズの記念すべき第45作として制作された特撮ドラマ。
数々の特撮ドラマを生みだしてきた白倉伸一郎氏がチーフプロデューサーを務めた本作は、スーパー戦隊を更なる未来へ繋いでいくためのターニングポイントとするべく、全く新しい物を目指しつつ、芯はオーソドックスなスーパー戦隊という考えで制作された。結果として、ゼンカイジャーに変身する5名の内、4名はキカイノイドと呼ばれる非人間体で構成される異色の戦隊となった。主人公の五色田介人と4名のキカイノイドが共に並ぶ姿はそれ自体が日常と非日常の融合とも呼べるもので、個性豊かな各々のメンバーが織りなすドラマはアニバーサリーイヤーに相応しい物語を新たな歴史として刻みつけた。
五色田介人の住む世界が突如、機械生命体キカイノイドの世界「キカイトピア」と混ざり合って、はや1ヶ月。
人間とキカイノイドは奇妙な世界の中で互いの手を取り合い、平和に暮らしていた。
しかしその平和を壊すが如く、数多の並行世界を小さなギアに閉じ込めた悪の王朝「トジテンド」の魔の手が迫る。
介人は、行方不明の両親が残した秘密のアイテム「ギアトリンガー」と、スーパー戦隊の力を秘めた「センタイギア」を偶然にも見つけ、正義のキカイノイド、ジュランと共にゼンカイジャーにチェンジ。新たに3名のキカイノイドを仲間に加え、トジテンドの悪事に立ち向かうのだった。
チェンジ全開!トジテンドの野望を打ち砕け、機界戦隊ゼンカイジャー!