勇者ライディーン

作品概要

1975年から1976年にかけて放送されたロボットアニメ。
当時人気を博していたロボットアニメ作品に負けじと生み出された本作品は、神秘の巨大ロボット「ライディーン」と、それと一体化する主人公「ひびき洸」を軸に、神秘的な世界と重厚な人間ドラマを生み出し、新たな切り口のロボット作品として視聴者に強烈な印象を与えた。
また、物語中盤まで洸の強大な敵として立ち塞がったプリンス・シャーキンは非常に高い人気を誇り、破れてなお、不滅のキャラとしてファンの胸にその姿を残した。本作で試みられた番組制作段階での玩具との本格的なタイアップは当時として画期的なもので、以降のアニメ作品ではスタンダードなものとなった。

ストーリー

悪魔世紀の到来を目論む古代の悪魔「妖魔帝国」が復活した。世界中で天変地異が起こり、混乱が止まぬ中、臨海学園に通う少年ひびき洸は突如聞こえた謎の声に従い、海底に眠っていた巨大ロボット「ライディーン」へフェードイン。妖魔帝国の尖兵を見事打ち破ることに成功する。己の運命を受け入れた洸は勇者として、ライディーンと共に妖魔帝国へ敢然と立ち向かうことを決意するのだった。